春のぶろぐ。

気ままに。

【遊戯王カジュアルデッキ紹介】宿敵の妖精

はじめに

どうも、春です。

普段はセフィラについて書いたり、公認大会のレポを書いたりしていました(過去系)。

今回は所謂ところのファンデッキと呼ばれるものの紹介です。大会環境を意識したデッキではなく、フリーで遊ぶ用のデッキというニュアンスで見てください。

今回紹介するのはシラユキ》が使いたくて組んだデッキです。 

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⚠️カードの名前について略称を使用しています⚠️

デッキレシピ

メインデッキ

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エクストラデッキ

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デッキ解説

起点

「はじめに」でも述べたように《シラユキ》を使いたくて組んだデッキです。

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《妖精伝姫ーシラユキ》

効果モンスター
星4/光/魔法使い族/攻1850/守1000

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外のカード7枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

このカードを使うためには墓地へ落とす手段が求められるため、まずは《シラユキ》を落とす手段について述べていきます。

このデッキでは落とす手段として、《キュリオス》を採用しました。また、それが阻害されたときに別の手段としてサーチするために、《カグヤ》を採用しました。《カグヤ》は召喚権が余った際に繰り返し使える1妨害として優秀なので、その点も評価が高いです。

《キュリオス》を出す方法について紹介した動画

https://youtu.be/4usH4ze9ooY

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チャンネル登録よろしくお願いいたします

 《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》

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《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》

リンクモンスター 
リンク3/光/戦士族/攻2400

同じ属性で種族が異なるモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。②:自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。③:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

《キュリオス》を出す手段として《トマホーク》を採用しました(動画では出していない方法だけどね)。

展開ルート

《トマホーク》をエクストラモンスターゾーンに特殊召喚して、効果発動。《トマホーク》トークン(1体目)で《ウィン》トークン(2体目と3体目)で《グレートフライ》トークン(4体目)で《リンクスパイダー》《ウィン》《グレートフライ》トークン(5体目)で《キュリオス》《キュリオス》効果で《シラユキ》+ランダム墓地3枚落とし。《キュリオス》《リンクスパイダー》でリンク4。

《グレートフライ》《ハーピィコンダクター》でも良く、以前はデッキのランク7を立てるギミックにハーピィを採用していたこともありました。

 なぜ《キュリオス》なのか。

ベアトリーチェ《シューティングライザー》では《シラユキ》特殊召喚のコスト分を賄えない。《キュリオス》の場合は《キュリオス》の素材の3枚、《キュリオス》1枚、《シラユキ》を落とした際にランダムに落とす3枚の計7枚のカードが用意できるため、《キュリオス》を採用することとなりました。

リンク4モンスターの採用について

リンク4モンスターには《アクセスコードトーカー》と、《アストラム》の2種類を採用しました。

リンク4成立までに、光=《キュリオス》、地=《リンクスパイダー》、風=《ウィン》or《グレートフライ》の3種類を用意出来るため、《アクセスコードトーカー》で後手捲りをすることにしました。

先行は置物としての突破されにくさから《アストラム》を採用しました。他の候補案として《ゼロヴォロス》がありました。しかし、先出しの《ゼロヴォロス》は《マスカレーナ》による後出しの《ゼロヴォロス》と違い、適当なモンスターで処理された後に、8000打点を揃えられる懸念があり不採用にしました。何よりも《ゼロヴォロス》の起動のために《シラユキ》が除外されてしまうのが、デッキコンセプトにあっていなかったため、不採用としました。

《トマホーク》

《トマホーク》はレべル7モンスター×2で出すことのできるエクシーズモンスターです。

レべル7モンスター×2を用意する手段として2つのギミックを採用しました。

超量ギミック

《ホワイトレイヤー》特殊召喚し、自身の効果で《ホワイトレイヤー》を墓地へ送る。墓地へ送られた《ホワイトレイヤー》の効果で、《アルファン》をサーチ。《アルファン》を召喚し、《ホワイトレイヤー》を対象に効果発動し、レベル7になることでレベル7×2が揃います。

要求札として《緊急テレポート》1枚か、《ホワイトレイヤー》+《光属性以外の超量モンスター》が求められます。

覇王ギミック

《ヴルム》を召喚or特殊召喚。効果で《覇王門零》をサーチし、発動。デストルドー効果で《ヴルム》対象に特殊召喚《ヴルム》+デストルドーメテオバースト。効果で《覇王門零》特殊召喚。これでレベル7×2が揃います。

このギミックのために、おろかな埋葬《竜の渓谷》《竜の霊廟》が採用されました。

レベル7×2を揃えるギミックの中で、なぜ上記の2つを採択したかについて述べていきます。

まず、「超量」というテーマは種族・属性が統一されていないため、エスカトス》の召喚条件のクリアの一助になることや「召喚獣」ギミックとの相性が良いという点から採用されました。

そして、覇王ギミックについては「超量」のような利点はないのですが、ギミックに割く枠が少なくて済む点やトリシューラの採用に伴ってデストルドーが必要になった点から採用されました。

《トリシューラ》

《トリシューラ》の話題が出たためここで触れることとします。

主に、最近の遊戯王対象に取られないモンスターズに対する回答として採用されました。このカードを出す方法としては主に2通りあります。

1つは《キュリオス》を用いる方法です。

それは簡単なもので《キュリオス》デストルドーを落とし、《キュリオス》《リンクロス》に変換し、トークンを3体出します。トークンを対象にデストルドーの効果を使うと、トークン(レベル1×3)+デストルドー(レベル6)でレベル9シンクロとなります。

もう1つはネメシスを用いる方法です。

《フラッグ》から下級ネメシスサーチ、特殊召喚デストルドーを下級ネメシスを対象に特殊召喚。これで、《フラッグ》(レベル2)+デストルドー(レベル7-n)+下級ネメシス(レベルn)でレベル9シンクロとなります。

レベル9シンクロモンスターの枠として、どちらのルートにおいても2枚以上ドロー出来る《アーケティス》の採用も考えたことがありましたが、本来の目的をクリア出来ないため不採用となりました。あと、《トリシューラ》がかっこいいんだ。

《シラユキ》を何度も使いたい!

《シラユキ》は手札・場・墓地からカードを7枚除外して特殊召喚するため、コストが非常に重いので、そのコストを軽減する手段を考えました。

①ドローソース

1つ目が《成金ゴブリン》チキンレースである。この2枚のカードはライフ以外では無条件に1ドロー出来るカードです。このカードを採用することで実質的なデッキ枚数の変化はありませんが、実数的にはデッキ枚数を増加させることにしました。

②ネメシスギミック

2つ目がネメシスです。ネメシスの特殊召喚条件によって除外されているカードを戻す必要があるため、再利用が出来るようになります。そのため、ネメシスの特殊召喚回数分、《シラユキ》のコストを削減できるカードとなります。

また、展開の増強やエスカトス》などのサブアタッカーがメインデッキに採用出来るようになった点は大きいと思っています。

ネメシスの採用に伴って、《黄金櫃》《シラユキ》が墓地にいない場合、能動的に墓地のモンスターを除外するギミックとして召喚獣ギミックも採用しました。

《黄金櫃》はネメシスの召喚条件クリアの他に、デッキのジャイアントレックス》に触ったり、《召喚魔術》だけが墓地にあるとき(《キュリオス》のランダム墓地落とし等)に、《アレイスター》を除外し回収したりします。

召喚獣ギミック

召喚獣ギミックは《シラユキ》成立のためのお茶濁しムーブとしての役割や、相手の墓地リソースを削る役割などがあります。召喚獣の融合体には、メルカバー》ライディーン《プルガトリオ》を採用しました。

メルカバー》は妨害と手札に来たシラユキを吐き出す役割があります。

ライディーンはリンク環境において強い《月の書》の効果による妨害と、《キュリオス》を基本ルート外で立てる際に風属性・戦士族というステータスが役に立つ点で採用しました。

《プルガトリオ》は後手での横に広げられたモンスターを破壊したライフを詰める役割や、ある程度簡単に出せるレベル7モンスターとしての採用しました。

④《ジャイアントレックス》

3つ目がジャイアントレックス》です。このカードは除外されると特殊召喚されるため、《シラユキ》のコストを実質マイナス1出来るカードとなっています。

また、《シラユキ》ジャイアントレックス》から《暴走召喚士アレイスター》になれる点や、ランク4モンスターに繋げられる点が評価高いです。

ランク4モンスターには、《フレシア》を採用しました。これは盤面を強固にする目的と、《墓穴ホール》によるライフカットの2つの目的があります。

前者の目的のために《蠱惑》《狡猾》を採用しました。《蠱惑》《底なし》でもいいかなとは思っています。《蠱惑》特殊召喚モンスターへの妨害、《狡猾》の発動条件を、《シラユキ》のコストで墓地の罠を除外することでクリア出来るため、採用しました。

あとがき

というわけで、今回は《シラユキ》を使ったファンデッキを紹介しました。決まった動きをして明確なゴールに向かうデッキではありませんが、自由度が高いデッキで、珍しくお気に入りのデッキです。みなさんも自分のデッキをブログに書いて発信していきましょう。環境系のテーマの解説やデッキ解説のブログは多くありますが、ファンデッキ系のブログをあまり見る機会がないので、めちゃくちゃ欲しています。みんな書いて。

みなさんも良い遊戯王ライフを。その前にCOVID-19収束してくれ~~~